労災保険
2017/04/23
建設・建築業界でも役立つ!社員に当事者意識を持たせるには?
今回は前回のイメージ抽出から、未来ビジョンとの結合について考えてみたいと思います。
①ワークショップで挙がった意見を集約
②重要な項目に分類
③端的な言葉での表現
という流れで、社員の意見を集約し、一つ又は複数の概念として抽出できたと思います。
この概念が会社や組織として、未来に向かっていくキーワードになります。
元々、ブランディングとはマーケティングの一つであり、商品や商材を他者へ販売するという業態の中で、自社の概念や想い、考えを顧客に伝えるための技術として発展してきました。
ブランディングを通じて、会社のDNAがどれだけ社員へ行き届き、埋め込まれているのかを浮き彫りにすることができ、社員自身に当事者意識を醸成することを目的としています。
ブランディングを行う過程で、権力や役職者を入れず、意識を変えるための準備として、非日常を組み入れることが大切です。
社員が、「自分達が中心になって会社をボトムアップしていく」という動きのキッカケを作ることができれば成功したと言えるかもしれません。
ブランディングとは、非常に難儀なイメージを持ちますが、社員そして顧客とのコミュニケーションの技術であると思います。
情報化が加速し、社内社外でもメールや電話でのコミュニケーションが主流となっていますが、面と向かって本音で考えを交換するということが重要であると思います。