労災保険
2017/04/16
会社の方向性や理念、考えの共有は建設・建築業界でも大切
今回は前回に続いて、会社が向かっていく方向を定めるために、社員や経営陣がどのような考えを持っているのか共有する方法について考えていきます。
理念や考えを一致させるために、各々が何を考えているのか引き出す必要があります。人の考えを可視化するというのは難しいものですが、視覚的なイメージとして抽出することが良いと思います。
①個々の考えの整理
「会社の現在・未来」「主力商品の未来」等について事前に個々で考えを検討する
②ワークショップ
「会社の現在・未来」「主力商品やサービスの現在・未来」等について、思うままのイ
メージをテキストや絵(動物や車・食べ物・建物等に例えて抽出)として選定する。
※個々のアイデンティティを洗い出し、皆で共有することが目的
皆の意見をホワイトボード等に意見を書き込み、共有しやすくする
③個々の意見の集約・整理
様々な意見を、会社として一つの方向に向かわせるために整理し、伝えやすい・共有しやすいよう分類する。
④社内で共有
大きな流れとしては4つの行程により進めていき形になります。上記は抽出の一例になります。他にも様々な方法があるので、皆さんも会社がどのように向かっていくのか、向かっていくべきなのかを考える一つの技術として考えていただければと思います。