労災保険
2017/09/08
建設・建築業界の求人倍率は!?最も求人が多い業界とは!?
今回は、各業界の有効求人倍率を素に、各業界の需要と供給について考えてみたいと思います。
下図は今年の1〜6月までの月間就職件数(縦軸)と有効求人倍率(横軸)の関係です。
有効求人倍率について少し復習したいと思います。
有効求人倍率 = 求人数 ÷ 求職者数
数値は1に近づく程、需要と供給のマッチしており、小さくなると求人の数が少ない、大きいと求職者の数が少ないという関係です。
ここ1年を見ると、業界全体で1.4〜1.5倍を推移しています。
(参考:厚生労働省 HP)
図にはありませんが、他の業界も見て見ると
高い 「IT・通信」 5.5倍
「技術系(IT・通信)」 6.9倍
「専門職」 5.8倍
低い 「事務・アシスタント系」0.22倍
「事務的職業」 0.4倍
となっており、上の図でも2倍以上 は「専門技術・サービス・介護・輸送・機械運転の職業」という状況です。
今回の有効求人倍率のように、普段の生活の中でニュースや新聞記事を通じてよく見る用語の意味だけでなく、数値の意味や比較をすることで予測や過去の評価をする材料になりますし、世の中の流れを感じることもできます。
これからもコラムを通じて、皆さんと楽しく分かりやすく学んでいきたいと思います。