労災保険
2017/08/23
一人親方として独立したい人必見!独立時に必要な知識や準備について
今回は近年急増している、一人親方として独立するための必見マニュアルについて紹介したいと思います。
独立に際して用意していた方がいいこと・気を付けておきたいこと等について考えてみたいと思います。
・資金調達手段
①100万円未満 知人からの借入・ビジネスローン・信用金庫や銀行からの借入
②数百万円以上 日本政策金融公庫
※借り入れの際に必要なもの
事業計画書、返済計画、担保(無担保も可能)、契約書の締結、自己資金
③友人知人から借入
※正式な金銭貸借契約・出資契約等を必ず締結
・労災保険
1人親方保険で開始し、法人化等する場合には事業として取得
※毎月数千円から加入が可能で、職人としての信用や、大手の現場へ入る際の必須要件になります。ネットでも簡単に検索が可能で、各労災保険組合のものが良いです。
・法務や税務の知識
会社員の場合は、給与や保険・年金関係も源泉徴収となりますが、独立すると自分で確
定申告や従業員の管理を行う必要があります。
法人として独立すると、登記手続き等も必要となるため、専門知識に詳しい仲間を見つけることが良いと思います。もちろん自分で勉強することもできますが、時間と費用を天秤に掛けて検討してみてください。
・その他
独立することが目的ではなく、自分にしか出来ない仕事を自分のスタイルでやりたい場合に、最低限の食い扶持は確保した上で行うことが得策です。独立すると、仕事の営業から事務・現場での作業のすべてをこなさなければならないため、会社員や雇われていた立場とは違う知識や経験が求められます。
特に人をマネジメントする知識や能力、そして最も大切なのは自分を管理する力です。
どんぶり勘定でのお金の支出や管理は控え、領収書の管理や帳簿への記入等、基本的な簿記・会計に関する勉強もしましょう。
独立派大変なことも多いですが、後から生きてくる経験は素晴らしいものがあります。
誰しも自分の成長を求めて生きていると思いますが、苦しみ悩んでいる時にこそ成長しているのかもしれません。皆さんも是非やりたいことに挑戦してみましょう。