労災保険
2016/10/02
重要!一人親方や職人さんがキャリアプランを描くこととは
今回は3つ目の問題点について考えてみたと思います。
建設建築業界で「一人前」という基準ですが、職人が独立して請負できるレベルで考えてみたいと思います。
技術内容や職種にもよりますが、従事してから約10年と言われています。(あくまでも大体です)
これは長いのでしょうか?職人人生を考えると、普通の会社員(大卒から定年まで約38年)と比較し心身が健康であれば80歳を超えても従事している方もいます。全体の平均は取っていませんが、最長で52年近くにもなります。
現代は働き方も生き方も多様化しているため、同じ職業で生涯を全うする人は少ないかもしれません。しかし一つのことを極めようとすると生涯では足りないと思います。特に日本の建築技術は歴史が深く、世界と比較しても引けを取っていないですし、代々技術を承継して後世に伝え、工夫を加えていくことでより価値のあるものに進化しています。
人生80年程しかない中で、一つのことを極めるのは難しいですし、一つのことを見つけるのはもっと難しいと思います。
選択肢や情報が繁茂する中で、何を選択すれば正解なのかということを求めがちになってしまいますが、正解は自分が決めるのであって他人との比較や価値観ではないということが重要です。そして間違っていると思えば変更することも可能です。
多くのことを体験勉強し、早く自分の強みや極めたいものは見つかった時がスタートなのかもしれません。
皆さんはすでに見つかっていますか??
-------------------------------------------
Bon declic株式会社
代表取締役 岡 竜也
mail:transnationalholdings123@gmail.com