労災保険
2016/12/04
ドボジョ!?けんせつ小町!?建築・建設業界で女性が活躍するには
こんにちは。今回も話題の「女性」について見ていきたいと思います。
先日の記事ですが。
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土木や建設現場で働く女性を増やそうと、国や業界団体が啓発に力を入れ始めた。深刻な人手不足を背景に、「ドボジョ(土木系女子の略)」や「けんせつ小町」といった愛称も付く彼女たちに、男社会のイメージが強い業界が期待を寄せる。
「女性用のトイレや産休制度など働きやすい環境ができつつあること」、「力作業が多い建設業は男性だけのイメージがあったが、意外と女性が活躍していることを知る事ができること」を中心に話し合われた。
女性をターゲットにした取り組みを主導しているのは国だ。2014年に「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」を策定し、同年に約10万人だった建設業界の女性技術者・技能者を19年までに倍増することを目指す。今年10月からは国土交通省発注の工事を受注した業者に、現場で水洗の洋式トイレを設置することを求めるなど、環境整備にも力を入れる。同省の担当者は「雇用者側の意識改革と、建設業に興味のない人に振り向いてもらうことの両方が必要だ」と言う。
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国と企業が連携した取り組みにより、女性の活躍の場が益々増えていきそうです。
「ドボジョ」「けんせつ小町」という代名詞を活用してのブランディング、業界内の情報開示、ワークライフバランスや働く環境の整備等、同時に進めていくことは非常にスピード感もあり、改革の始まりであることを感じます。
根幹は人手不足にあり、将来の競争力強化が目的なので、性別での敷居はありません。しかし適材適所を考えると、住み分けは重要であると思います。
潮流に従い、必ず女性を雇用するというのではなく、まずは自分達の組織内のことをよく理解・把握し、その上で何をすべきかという戦略立てを、主観と客観の両方から検討し、時代の流れに合わせていく事が大切であると思います。
建設建築業界は縦(下請け構造)は良いのですが横の繋がりが薄く、情報共有や他業種の取り組み、世の中の流れに敏感になり辛いとも感じます。
不安定で先の見通しが難しい世の中であるからこそ、多くの知恵を結集し、自分達の独自を探る事が、一番の近道であるのかもしれません。
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Bon declic株式会社
代表取締役 岡 竜也
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