労災保険

2017/01/29

労災事故の90%はヒューマンエラー、それを防ぐには!?

労災事故の90%はヒューマンエラー、それを防ぐには!?

今回から2回に分けてウェアラブルの活用事例について見ていきたいと思います。


戸田建設株式会社は、オリンパスメモリーワークス株式会社、アイテック阪急阪神株式会社の協力のもと、建設現場での施工管理にヘッドマウントディスプレイを活用する試みを開始しました。
今までの取組みとしては、ヘッドマウントディスプレイを装着した一人の作業員から、その映像と音声を離れた場所にあるパソコンに送ることにより、作業員に対して作業指示を出す手法が多く用いられています。
しかし、今回当社では、複数台、複数メーカーのヘッドマウントディスプレイ同士でも映像・音声情報を共有できるシステムを構築しました。建設現場での施工管理業務に活用することで、これまで以上に業務の効率化につながるものと期待しています。
なお今回、当社が採用したヘッドマウントディスプレイ端末は、映像を映し出す小型ディスプレイと、小型映像カメラ、スピーカーマイクを備えています。


今までは、社員が建設現場内で何か問題点等を見つけた場合、離れた場所にある現場事務所まで戻って他の社員に確認や調整をしたり、電話での指示を仰いだりする場面が多々ありました。しかし現場の状況や雰囲気を正確に言葉で伝えることは非常に難しいことがありました。
今回開発したシステムを利用することで、現場事務所や社屋オフィスのパソコンから、映像や音声を通じて、その社員が今見て聞いている現地の状況を確認することが出来るだけでなく、他のヘッドマウントディスプレイを装着している社員からも同時に同じ映像を見ることが出来るようになります。

労災事故の原因の90%以上を占めているヒューマンエラー、これを防ぐためには「当たり前のことを当たり前にやる」ということが大切ですが、慣れや情緒・現場の状況により見落としや油断は付き物です。常に客観的な視点で管理することが出来れば、エラーを劇的に減らすことにも繋がると思います。

現場職人の視点の共有、これは現在急速に開発が進んでいる人工知能や蓄積されているビックデータを用いたIOT等の情報の連携により今までの創造を超えた利便性と安全性の追求が期待できます。
皆さんのアイデア一つで画期的な進歩を遂げるかもしれません!

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Bon declic株式会社
 代表取締役 岡 竜也
   mail:transnationalholdings123@gmail.com

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