労災保険

2017/02/12

人材不足の建設・建築業界で離職率の低い人材を見つける方法

人材不足の建設・建築業界で離職率の低い人材を見つける方法

今回は、人とITでの採用活動により、優秀な人材を確保するための様々な取り組みを紹介します。

毎年社員募集の時期(通年の場合には年中)になると人事部は履歴書等の個人情報の管理、採用の進捗管理、費用対効果の算出に多くの人材と時間を費やします。
人材の流動化は人手不足と価値観の変化、賃金の上昇により益々加速していくと思います。

※実際の採用活動事例を見てみましょう。
グルメ情報サイトを運営するレッティ
・約80人の社員全員が事業の成長の担い手を発掘する「全員採用」を掲げ、推進体制を強化した。
インターネット動画広告制作支援のビーバー
・面接した社員がどんな問題意識を持っているのか把握し、社員のベクトル併せに役立っている。「見える化」により会社の目指す方向の共有を改めて進めることが出来た。
 
企業に必要な優秀な人材を探し、誘い込むための新しい取り組みが実施されています。
社員一人一人の考え方を理解し共有することで、会社全体が上手く組織化されていることが、企業活動を推進していく上で最も重要なことであると思います。
 
特に人材不足が懸念されているIT業界・建設建築業界、そして中間管理職等の役職人材を見つけ出すためには、長期の視点で採用活動を行う必要があります。
私もネットの求人サイト・就職セミナー・他社からのヘッドハント・職業訓練校や大学・専門学校に対して活動を行いましたが、最も費用対効果が高く、離職率の低い人材を見つけた方法がリファーラルリクルーティング(紹介活動)でした。

この方法は、ITのグーグルやフェイスブックでも積極的に実施されており、人脈や友人の中から候補者を選出し転職を働きかける方式です。自社の企業文化を理解し、社員自身が採用活動に携わることで早く適応し成果を上げる人材を見つけることに適しています。
問題として、候補者を口説くのに1年以上かかることも珍しくなく、その間の社内担当者や面接計画も課題です。

具体的な方法は、知人や友人に求めている人材を紹介してもらい、本人と直接交渉して採用する方法です。知人や友人の紹介であれば、ある程度の素性や技術レベルの把握、長所や短所、人間性も担保されているため、ミスマッチに繋がる確率が最も低いというものです。

採用活動に掛ける費用は決して安くは無く、立ち上げたばかりの会社で資金が潤沢に無い状態では死活問題となります。無料の求人サイトも多数ありますが、有料版のものは全国に募集が可能であったり、求職者に直接アプローチやフォローをしてくれるので求めている人材が見つかりやすいというメリットもあります。人材紹介会社に依頼するという手段が良い人材の採用には良いと思いますが、採用されて3ヶ月働くと紹介会社から年収の20%程度の手数料を求められるので、求人サイト等に比べると費用が高くなる傾向にもあります。

人材は採用してみないと本当の実力や社内への適合性は分かり辛いですが、お互いが理解を深めることで、ミスマッチの可能性を低くすることは出来ると思います。
メリットとデメリットを可視化して考慮することで、違った角度から見ることも考えることも出来ます。
是非色々な方法にチャレンジしてみましょう!


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Bon declic株式会社
 代表取締役 岡 竜也
   mail:transnationalholdings123@gmail.com

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